WELLFLOAT TYPE 3545 IIは旧型から何が変わったか。13.2万円で買う前に
本記事は楽天アフィリエイトの広告リンク(PR)を含みます。価格は取得時点のもので、購入前に販売ページでご確認ください。
この記事の3行まとめ
- TYPE 3545 IIは税込132,000円、450×350×45mm、静荷重70kg
- 旧TYPE3545Lより37,620円高く、耐荷重は300kgから70kgへ下がる
- 2026年10月発売予定。予約前に原則約1週間の自宅試聴を相談したい
実際に使った記事ではなく、メーカー公表値と販売店・競合の公開情報を突き合わせて購入条件を整理した。TYPE 3545 IIは「2層になったから上位互換」と単純には言えない。13.2万円を払う前に見るべきなのは、理論値よりも70kgの耐荷重と自宅で差を確かめられるかだ。
この商品が向いている人
- 底面450×350mm以内、70kg以内のプレーヤーやアンプに使う人
- 販売店経由の自宅試聴で、自分の再生環境に差が出るか確かめられる人
- 上位機由来の2層多段振り子を、レギュラーサイズで導入したい人
見送ったほうがいい人
- 70kgを超える重量級機器を載せたい人
- 旧型からの音質差を確認できないまま買い替える人
- 左右スピーカー用に2台必要で、合計264,000円をかけたくない人
- 奥行350mmを超える機器を置く人
目次
13.2万円で変わるのは「2層化」
TYPE 3545 IIは、Double4548とBasilis IIに使われる「多段振り子(2層)」をスタンダード系列へ持ち込んだモデルだ。内部はウェルフロートメカ4機×2層。MDFと硬質ステンレスを使い、外形450×350×45mm、質量8kg、静荷重70kgとなる。
メーカーは共振周波数3Hz、300Hzで理論上10の8乗の防振比と説明している。ただし、この数字はQが十分高い場合の振り子の減衰特性で、個別のオーディオシステムにおける聴感差の実測ではない。理論値は仕組みを理解する材料であって、音質改善幅の保証ではない。
旧TYPE3545Lからは値上がり、耐荷重は低下
同じ設置面積の旧TYPE3545Lと並べると、判断は複雑になる。
| 項目 | TYPE 3545 II | TYPE3545L(生産完了) |
|---|---|---|
| 税込価格 | 132,000円 | 94,380円 |
| 外形 | 450×350×45mm | 450×350×55mm |
| 耐荷重 | 70kg | 300kg |
| 構造 | 2層多段振り子 | フルコンメカ仕様 |
新型は10mm薄く、上位機由来の2層構造になる一方、37,620円高く、耐荷重は230kg小さい。旧型の「重い機器まで受け止めるボード」と、新型の「2層構造を標準サイズで使うボード」は、重視する軸が違う。重量級アンプを載せるなら、新型という理由だけで選ぶと条件を外す。
同用途のTAOCは制振の仕組みが違う
同じ450×350mmのTAOC SCB-RS-HC45Gは2枚1組で、確認時価格は81,191円。1枚7kg、厚さ52mmで、鋳鉄粉入りハニカムコアを含む7層構造を使う。WELLFLOATが振り子で振動伝達を抑えるのに対し、TAOCは鋳鉄粉同士の摩擦で振動を熱へ変える考え方だ。
左右スピーカーに1枚ずつ置くならTAOCの2枚組が用途に合いやすい。単体のプレーヤーやアンプに、2層多段振り子という方式を選びたいならTYPE 3545 IIが候補になる。価格だけでなく、1台用か1組用か、振動をどう処理する方式かで比較したい。
3サイズは機器の底面で選ぶ
TYPE IIは下位・上位というより、同じ機構を異なる面積へ展開した3モデルだ。
| モデル | 税込価格 | 外形 | 質量 | 耐荷重 |
|---|---|---|---|---|
| TYPE 2130 II | 88,000円 | 297×210×45mm | 3kg | 70kg |
| TYPE 3545 II | 132,000円 | 450×350×45mm | 8kg | 70kg |
| TYPE 4548 II | 165,000円 | 480×450×45mm | 11kg | 70kg |
A4サイズ内なら2130 II、奥行350mmを超えるなら4548 IIを検討する。耐荷重と構造が共通なので、中央モデルを無条件に選ぶ意味はない。
2〜3年総額は本体代の13.2万円
メーカー指定のサブスクや定期交換する消耗品は公表されていない。確認できる2年・3年総額は、候補JSONの楽天API取得時点で本体132,000円。下取り額は公開根拠を確認できなかったため差し引いていない。
スピーカー左右に2台使うなら264,000円になる。ここまで変わると、ボードだけでなくラックやスピーカースタンドの見直しも比較対象になる。将来の実売価格や旧型在庫の値動きは読めないため、値下がりを前提にはしない。
買い時は発売日より「試聴できる日」
候補JSONのイベント窓は「2026-10-01(日は未記載・月内)」、メーカー表記は「2026年10月発売予定」で、日付はまだ定まっていない。
一方、メーカーは販売店経由で原則約1週間の自宅試聴を案内し、日本国内の往復送料を負担するとしている。機器の寸法と重量を確認し、TYPE IIの試聴機がいつ借りられるかを販売店に聞く。その結果が13.2万円に見合うと判断できた時点が、この商品の買い時になる。
まとめ
TYPE 3545 IIは、旧型より重い機器を載せられる製品ではなく、2層多段振り子へ価値を移した新世代だ。70kg・450×350mmという条件を満たし、自宅試聴で差を確認できる人に絞って検討したい。
出所
- TYPE IIの構造、寸法、質量、耐荷重、理論式: https://www.wellfloat.com/type%E2%85%B1%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA/(2026-08-27確認)
- TYPE IIの税込価格、発売月、生産完了品: https://www.phileweb.com/sp/news/audio/202608/26/28048.html(2026-08-27確認)
- メーカー掲載価格、発売予定、自宅試聴条件: https://www.wellfloat.com/(2026-08-27確認)
- 旧TYPE3545L・TYPE3545SFの仕様と価格: https://www.wellfloat.com/wp-content/uploads/2025/08/WELLFLOAT%E4%BE%A1%E6%A0%BC%E8%A1%A82025%E5%B9%B49%E6%9C%88%E7%8F%BE%E5%9C%A8.pdf(2026-08-27確認)
- TAOC SCB-RS-HC45Gの構造・寸法・入り数: https://www.taoc.gr.jp/products/audioboard/(2026-08-27確認)
- TAOC SCB-RS-HC45Gの比較時価格: https://www.askul.co.jp/p/J931314/(2026-08-27確認)
- 楽天価格132,000円(候補JSONの楽天API取得時点)と販売ページ: https://item.rakuten.co.jp/shimamusen/10020312692568/(2026-08-27確認)