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IIJmioの新eSIMは誰向けか。3カ月0円でも契約前に見る総額と解約条件

・ 約6分で読めます ・ 文責: カウマエノート編集部

この記事の3行まとめ

  • 2026年9月1日、au網のデータeSIMとドコモ・au網のSMS eSIMが追加
  • データ専用2ギガは最大3カ月0円だが、条件適用後も初期費用1,650円
  • 2ギガの24カ月総額はタイプI 10,890円、タイプA 17,190円

実際に使った記事ではなく、IIJmioの公式発表、料金表、解約FAQと競合の公開情報を突き合わせた。広告の「最大3カ月0円」だけでは、回線選びも総支払額も決まらない。新設されるau網が必要か、既存のドコモ網タイプIで足りるかを先に決めるのが近道だ。

この商品が向いている人

  • タブレットや副回線をデータ専用のau網eSIMで使いたい人
  • 音声通話なしでSMS認証に使えるeSIMが必要な人
  • 月2GB以内のサブ回線を継続して持つ人
  • 25GBを使い、最初の最大3カ月は30GBへ増量したい人

見送ったほうがいい人

  • 既存タイプIからau網へ契約変更だけで移りたい人
  • 解約月も日割りになると思って短期利用する人
  • 無料体験や返金保証を前提に品質を試したい人
  • eSIM非対応、または公式の動作確認が取れない端末を使う人
目次
  1. 9月1日に埋まるeSIMの「選べない組み合わせ」
  2. 2ギガは0円でも、契約全体は無料ではない
  3. 2〜3年総額では回線差が積み上がる
  4. mineoとの比較は1GBの差も見る
  5. 解約はWeb、月途中でも満額
  6. 買い時は9月1日から11月4日
  7. まとめ
  8. 出所

9月1日に埋まるeSIMの「選べない組み合わせ」

2026年9月1日、IIJmioギガプランに3種類が加わる。SMS機能付きeSIMのタイプD(ドコモ網)とタイプA(au網)、データ通信専用eSIMのタイプA(au網)だ。従来のドコモ網データeSIMは、同日からタイプIという名称になる。

これまでデータ専用eSIMはドコモ網しか選べなかった。新設後は、物理SIMの到着を待たずにau網のデータ副回線を開通できる。SMS付きeSIMは、音声通話までは不要でもSMS認証を使う端末の選択肢になる。

ただし、既存のタイプIからタイプAへは変更できない。au網を使うには新規契約が必要だ。今回の拡充は既存回線の切替機能ではなく、新しい契約の選択肢である。

2ギガは0円でも、契約全体は無料ではない

9月1日から11月4日23時59分まで、データ専用eSIMの2ギガはタイプI・Aとも最大3カ月0円になる。25ギガは最大3カ月、タイプIが880円、タイプAが990円で、各月5GBが加わり30GBになる。

初期費用は通常3,300円から1,650円引き。タイプA・IのSIMプロファイル発行手数料220円も、期間中は1回線につき1回まで0円になる。それでも初期費用1,650円は残るため、「0円」は月額部分の期間限定特典と読む必要がある。

データ専用eSIMタイプI(ドコモ網)タイプA(au網)
2ギガ通常月額440円740円
2ギガ特典最大3カ月0円最大3カ月0円
25ギガ通常月額1,650円1,950円
25ギガ特典最大3カ月880円+5GB最大3カ月990円+5GB

2〜3年総額では回線差が積み上がる

初期費用半額、プロファイル発行0円、月額特典を満額で受け、オプションや通話料を付けない前提で計算する。

プラン24カ月総額36カ月総額
2ギガ・タイプI10,890円16,170円
2ギガ・タイプA17,190円26,070円
25ギガ・タイプI38,940円58,740円
25ギガ・タイプA45,570円68,970円

2ギガでは、24カ月でタイプAがタイプIより6,300円高い。au網が端末・利用場所に必要なら払う意味があるが、「どちらでもつながる」ならタイプIのほうが総額は低い。初月は料金とデータが日割りなので、利用開始日によって請求は表とずれる。

mineoとの比較は1GBの差も見る

au網のデータeSIMで比べると、IIJmioタイプAは2GBで月740円。mineoのシングルタイプは3GBで月880円だ。IIJmioは月140円低い代わりに、高速データ容量は1GB少ない。

自宅Wi-Fi中心で2GB以内ならIIJmio、2GBを少し超える月が続くならmineoの3GBも候補になる。IIJmioタイプIは2GB・440円とさらに低いが、回線はドコモ網。月額だけでなく、必要容量と使いたい回線を同時に決めるべき比較だ。

解約はWeb、月途中でも満額

ギガプランには2年縛り、契約解除料、MNP転出手数料はない。最低利用期間は課金開始月の末日までで、解約は電話ではなく会員専用ページから行う。

注意したいのは日割りの非対称だ。利用開始月は原則日割りだが、解約日は月末で、解約月の料金は満額。利用開始月に解約した場合も満額になる。短期テストのつもりなら、初期費用1,650円と解約月の月額を見込む必要がある。

公式の料金・キャンペーン・FAQでは、ギガプランの無料体験や返金保証は確認できなかった。最大3カ月0円は条件付き割引で、解約しなければ特典満了後は通常月額で契約が続く。

買い時は9月1日から11月4日

候補JSONの「秋の新型スマホ」イベント窓は2026-09-01〜2026-10-31。eSIM拡充の開始も9月1日で、新端末と副回線を一緒に見直す時期に重なる。月額割引とプロファイル発行手数料割引の受付は11月4日23時59分までだ。

申込前に、端末が希望するeSIM種別と回線で動作確認済みかを見る。初期費用半額はIIJmioのWeb経由が条件で、家電量販店やネットショップのパッケージ利用は対象外。条件を確認できるなら期間内、確認できないなら「最大3カ月0円」を理由に急がないほうがよい。

まとめ

IIJmioの新eSIMは、au網のデータ専用またはSMS付きeSIMという、これまで欠けていた組み合わせが必要な人向けだ。2〜3年総額、既存回線から変更できない点、解約月満額まで合うなら、9月1日以降の候補になる。

出所